スカイプご祈念会が開催されました

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 9月18日、国際センター主催でスカイプご祈念会を開催し、ドイツ人求信者のレネ・ブルゲス氏が参加しました。この試みは、教会不在地域に住む方々と、共に祈りの時間を持つために、不定期で開いており、今回が二回目の開催となりました。
ご祈念会は、すべて英語によって行い、木本所員による開催の挨拶、趣旨説明に続き、ご祈念を行いました。その後「みいちゃんの涙」との講題で、田中研修生が教話しました。
 教話の中で田中研修生は、食肉加工業に携わる男性の、動物の命を奪わねばならない自身の職業に対する苦悩と葛藤、また愛する飼い牛と別れなければならない畜産農家の少女の悲しみと、命をいただくことに対する気付きについて描かれた実話をもとに、日々命をいただいて生きている我々自身の生活を見つめ直す大切さについて述べ、食という基本的なテーマに、信仰をもとにどのようにして向かい合うべきか問いかけました。
 教話に引き続き行った懇談会では、加工された肉がかつては命あるものだったと直感的に感じられなくなっている感覚や、命をいただく行為に関する実感の希薄さ、また生かされて生きていることに対する無関心さについて問題提起があり、それぞれの意見を語り合い、幕を閉じました。
 参加者の方からは、是非また参加したいとの、温かい感想を頂いています。

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教祖130年国外信奉者交流集会が開催されました

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10月2日・3日の日程で、御霊地にて教祖130年国外信奉者交流集会が開催され、北米、ハワイ、ブラジル、韓国より、総勢で63名の信奉者が参加しました。

開会に際し、 近藤金雄布教2部長を代表として、参加者全員で、教主金光様にお届けをさせていただき、各国語で天地書附を奉体しました。

その後、本部教庁大会議室にて「神のおかげにめざめる」との講題で、山本正三布教1部長の講話を拝聴しました。講話の中で山本部長は、ご家族や知人の病気に関する話題に触れながら、日常生活の中にある気付かぬおかげに目覚める大切さと、そこからお礼と喜びの生活へと進ませていただく大切さについて語られ、その後質疑応答の場が持たれました。

夕方には皆で金光様のお退けをお見送りし、やつなみホールに移動。岡成敏正教務総長の挨拶に続いて、本部職員と参加者との懇親会が開かれ、和やかなムードの中、歓談し、共々に親好を深めました。

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二日目は、金光様のお出ましを頂き、朝ご祈念の後、改めて岡成教務総長の挨拶を頂き、続いて記念撮影が行われました。

その後「天地日月の心を求めて」との講題で、ビリグイ教会長末永建夫先生の講話を拝聴しました。講話の中で末永先生は、南米布教に関わるご自身の体験をもとに、四代教主金光様ご晩年に頂いたみ教えの中から、お礼を土台にした信心の大切さ、とりわけ「世話になる全てに礼を言う心」の大切さについてお話しいただきました。その後、全員で教祖130年生神金光大神大祭に参拝し、無事に閉幕となりました。

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また、参加者からは、
 ○講義から非常に多くの事を学んだ。もっと頻繁に催してほしい。
 ○懇談が参加者同士の話を直接聞けたことで、一体感を味わえた。
 ○他国の参加者と顔つなぎをする時間が設けられると更に良い。
 ○講演を言語別に分け、質疑応答で全員が集まるようにしてはどうか。
などの意見が寄せられ、交流集会の次回開催への期待と熱意が感じられました。

KIC設立20年

金光教国際センター(KIC)は、1993年7月1日に設立され、本日設立20年を迎えました。
ここからも国際センターは、「万国まで残りなく金光大神でき、おかげ知らせいたしてやる」との天地金乃神様・教祖様の願いに基づいて、活動を進めていきたいと願っています。

KICインターンシップ研修が開始いたしました。

5月10日より、大崎教会在籍、田中真人さんのKICインターンシップ研修が開始いたしました。研修に先立ち、真人さんは以下のように抱負を述べました。

 「人生は航海のようなもの。今年の4月に金光教学院を卒業しました。KICでインターンシップを受ける機会をもらって嬉しいです。私は、これまでに会社員として働いたり、オーストラリアに住んだり、クルーズ船で仕事をしたり、気仙沼でボランティアをしたりと、たくさんの経験をさせてもらった事に感謝しています。それぞれはまったく関係のないような事柄に思います。しかし、全ての事柄は、チェーンのように繋がっています。もし一つでも欠けていれば私は、ここにいなかったでしょう。神様は、私についていてくださりこの機会を与えてくださったのだと思います。

金光教学院では、アメリカからの本部研修生のボビーと私は同班であり、ルームメイトでした。私たちは、多くの事を語り合いました。そして、私は、日本の人たちの為だけでなく、世界中の人たちの役に立ちたいと思い始めたのです。

私は、人を助けることは、自分たちが助けられる事であり、人と人とが助け合うのが神様の願いなのだと発見しました。私は、本当に人の役に立てる人間になりたいと思っています。

世界中にたくさんの難儀があります。今、私たちは、神様の願いを成就するために、何かを始めなくてはなりません。

KICでのインターンシップは、私の世界観を広げ、たくさんの事を学ぶことができ、そして教祖様の教えが、どういったものなのかを考え、学ぶ事ができると思います。

この研修は、ハードなものになるかもしれません。私には、みなさんの助けが必要です。金光教の信心が世界中のもっと多くの人たちを救うことができると信じています。

いつか、みなさんに会える日を楽しみにしています。」

社会で様々な経験を積み、国際センターにやってきた真人さんの、更なる成長に乞うご期待!

北米出張

 北米区域では同区域の年間計画・活動内容を議論するHouse of Delegates(北米区域教団会)とMinistry Board of Review(北米区域教師会)が毎年行われています。これに合わせて、金光教国際センターの森本幸恵次長は2012年12月4日から13日にかけて北米区域に出張し、両会議を傍聴したほか、北米センターとの情報交換や、バンクーバー教会、サンフランシスコ教会、フレスノ教会、サンノゼ教会に参拝し信奉者との懇談を行いました。
   教団会では森本次長が、御本部で仕えられる教祖130年生神金光大神大祭に参拝することの意義について話した後、「神人あいよかけよの生活運動」について日本での取り組みを紹介しました。その後、北米区域でどのように運動に取り組んでいくかなどが話し合われました。
 教師会では区域の活動や教師育成プログラムについて意見が交わされました。

オーストラリア集会を開催しました

  金光教国際センターは、教会のないオーストラリア地域での布教の取り組みとして、2012年12月1日、2日の日程で、シドニー市内にて金光教オーストラリア集会を開催しました。
 この試みは1999年の第一回集会から数えて、今回は実に7度目となります。
 11月30日には、シドニー大学にて英語字幕映画『おかげは和賀心にあり』の上映会を行ない、冒頭に国際センターの木本雅史所員が金光教の紹介を行いました。上映後の懇談会では、イエス・キリストの研究を行っている参加者は「教祖直筆の教典が現存しているということは、金光教信奉者にとって大変幸運なことだ。私のように、イエスを研究する者にとっては、2000年経った現在、彼自身の残した事跡にたどり着くことや、新たな発見をするというのはほとんど不可能なのだから。」と述べ、また別の参加者は、金光教の教典や、アニメ版『金光さま』についても興味を持ち、資料の送付を希望されました。
 12月1日には、日本人信奉者を対象とした「信心おはなし会」を開催。国際センターの楠木信浩所員が、いくつかの教祖の御事跡に触れて講話し、その後参加者が、それぞれの信心の体験談を語り合いました。
 翌2日には祭典が日英両語で仕えられ、参拝者による献花と御祈念が行われました。祭典後には教主金光様にお下げいただいた御神米を参拝者それぞれが頂き、木本所員による教話が行われました。
 集会の最後に、参加者たちは、これからのオーストラリアでの信心の展望について、バーベキュー大会のような、集会参加者を中心とした集会の企画・実施や、オーストラリアに住んでいる、まだ出会ったことのない金光教信奉者たちとの交流促進を願って、これから互いに連絡を密にして行こうと語り合いました。 

KICメルマガ・第67号・2012/11/1

** 2012.11.1発行  第67号 ******************
世界各地のみなさま、こんにちは。
KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
KICならではの情報をお楽しみください。
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みなさんこんにちは。KIC研修生の藤村真子です。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。寒い時に食べたくなるの
が鍋!ではありませんか。私のオススメはトマト鍋!白菜はもちろん、
きのこやほうれん草、ブロッコリーなど、どんな野菜を入れてもおい
しいので、冷蔵庫に残っている野菜の整理にもぴったりです。そして、
鍋の最後にご飯を入れると、トマトリゾットの完成!体も温まり、イタ
リアンな雰囲気をおうちでも楽しめる、なんと素敵な鍋でしょう。みな
さんもぜひ一度お試しください☆
それでは、今年最後のKICメールマガジンをお楽しみください。 続きを読む

カルロスさんの本部研修がはじまりました。

          

 This is the fourth time I have visited Japan. It is a country that always impresses me with its culture and history. I came from Brazil, which is a relatively new country with just over 500 years history. I want to develop my own knowledge about Konkokyo, and learn about its history and the Founder, during my stay.

           I believe that Kami actually speaks in all languages and touches the heart of each one of us in a different way. It is like the land gives plenty things, if it is properly planted, cared for, and fertilized.

Carlos Frederico Hasselmann Martins

 訳)今回が私にとって4度目の来日となります。日本はその文化と歴史で常に強い印象を与えてくれる国です。私は500年の歴史しかない比較的新しい国・ブラジルから来ています。私は今回の研修を通じて、私自身の金光教に対する知識を深め、その歴史と教祖について学びたいと思っています。私は、神様は言語の区別無く、我々それぞれの心に、様々な方法で語りかけてくださるものだと信じております。それは、適切に植え付け、手入れをし、肥料をやれば、大地がたくさんの恵みをもたらしてくれるようなものだと思っています。

                      カルロス・フレデリコ・ハッセルマン・マルティンス

  カルロスさんは、研修にとても熱い情熱をもって取り組んでおられます。私たちも、彼の今回の研修における経験が、彼自身の未来と、ブラジルの金光教の未来に、役立つことを願っています。