金光教国際センターの森本幸恵次長は、2011年11月22日から12月10日にかけて南米ブラジルとパラグアイに出張しました。森本次長はまずブラジルに入り、リオデジャネイロ布教所、モジダスクルーゼス教会、ビリグイ教会、サンパウロ教会、ブタンタン教会に参拝しました。
ビリグイ教会では、「国際センターからせっかく女性の方が出張されるのだから」ということで、11月27日、女性教師の会が開催されました。これまで、出張の際に女性教師と懇談する機会はあまりなく、国際センターに関する疑問に答え、要望を聞かせて頂くよい機会となりました。
翌日には南米教師会を開催し、ブラジル金光教連合会の今後の活動や人材育成、布教材の作成について話し合いました。
12月1日にはパラグアイに移動しました。パラグアイ在住教師の前原弘道師のお宅で、年末謝恩祭が仕えられました。アスンシオン活動センターの岩井良一師が祭主を務め、信奉者の身の上に起きてきたことを神様に報告し、一年間の御礼を申し上げました。また森本次長が教話を行いました。直会では、子どもたちのためのゲームや、大人も交えてのビンゴ大会が行われ、盛会のうちに終わりました。
また遠隔地に住む信奉者を訪ね、祭典を行ったり家庭共励会を開いたり、多くの人たちと信心の喜びを分かち合いました。
Face to Faith No.70
Face to Faith No.69
Face to Faith No.68
Face to Faith No.67
Face to Faith No.66
Face to Faith No.65
各国語版日めくりカレンダー、続々完成!
国際センターは立教150年記念第2回金光教ヨーロッパ大会を記念して、英語版、ドイツ語版、フランス語版の日めくりカレンダーを作成しました。また韓国金光教が、韓国金光教創立10周年を記念して韓国語版の日めくりカレンダーを作成しました。韓国語版は、御本部の写真付きです。
A5サイズで1日1つ金光大神様のみ教えを掲載しています。各国語のみ教えの下には、小さく日本語も印刷して、2カ国語を一緒に読むことができるように工夫しています。
「教祖様のみ教えをもっと知りたいけど、日本語がわからない!でも他の言語なら!」という方にぜひお渡し下さい。カレンダーは無料です。お問い合わせは国際センターまで。
DVDアニメ「金光さま~とりつぎ物語」スペイン語字幕版が完成!
好評のアニメ「金光さま~とりつぎ物語」に、スペイン語版が完成しました。日本語音声版のアニメに、スペイン語字幕が付いています。ぜひ、ご活用ください。
詳しくは、国際センターまで。
金光教ヨーロッパ大会 第2日
第二日、15日はロンドン大学G2ルームで吉備楽コンサートを開催しました。
12時から入念なリハーサルを行い、楽人や舞人は着替えや化粧を済ませ、午後6時にいよいよ開演しました。日本宗教の音楽が専門のチャールズ・ロウ先生が金光教の歴史や教義、吉備楽や中正楽について短いレクチャーを行って下さいました。
その後、式典楽を紹介するため、模擬祭典を行いました。楽人たちは、祭員の動きに合わせ演奏しました。その後、各楽器の紹介を琴、笙、篳篥、龍笛の順に行い、「松吹風」を演奏しました。
そして、吉備舞「桜狩」を披露しました。綺麗に化粧し、一人は浅黄、一人は朱の衣装をまとった、二人の舞人が歌に合わせてゆっくりと入場
しました。
曲の途中からは、題名にあるように桜の枝と扇を手に持って舞いました。
この舞は、基本的に動きがゆっくりですが、曲の最終部ではだんだんと歌と動きが速くなり、華麗な舞が観客の目を引きつけました。
「桜狩」の後、10分間休憩し、「箙の梅」を披露しました。舞人は源平合戦の武将の
衣装をまとい、腰には刀を差し、背中には箙(えびら)(矢を入れておくもの)を背負うという勇ましい姿で入場です。歌と語りが交互に謡われ、扇と梅を持ち、物語仕立ての迫力ある舞に観客は惜しみなく拍手を送りました。
最後に、山田所長が楽人・舞人・スタッフを紹介、拍手喝采を浴びました。
コンサート後、山田所長は「吉備楽という金光教の文化遺産を通して、イギリス社会に向けて金光教を紹介できたことは、とても意義深いことでした。模擬とは言え、ロンドン大学で祭典を仕え、『生神金光大神、天地金乃神』と御神号御神名をお唱えできたことに感動しました」と語りました。またコンサートを観覧しに来たイギリスの信徒は「素晴らしかったです。初めは小さな小さな集りでしたが、それを続けてきたからこそ、こんな立派なコンサートができるようになったのだと思います。本当に嬉しい!」と興奮していました。
今大会は、KICのスタッフに加え、コンサートのために日本から出演者など14人が両日参加していました。おかげで、これまでなかったヨーロッパ在住信奉者と日本在住信奉者との交流の場となり、双方の信心に刺激を与え良い経験となりました。またコンサートでは、信奉者は金光教の素晴らしさをイギリス社会に伝える場に居合わせ、感動していました。このお道を信心する誇りをかみしめることができた大会となりました。





