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KICメルマガ・第64号・2012/5/15
** 2012.5.15発行 第64号 ******************
世界各地のみなさま、こんにちは。
KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
KICならではの情報をお楽しみください。
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あ、どうも、僕です。KICの木本ですよ!先月末で、スコット・ウ
ォンさんがアメリカに帰られ、新たにロバート・ジュリエッティー本部
研修生(米国シアトル教会信徒)がKICに来ています。好奇心旺盛で、
分からない事があると直ぐに質問をしてきます。こうした積極性は、我
々日本人も大いに見習わねばなりませんね。
それではKICメールマガジン第64号をお楽しみ下さい。 続きを読む
藤村真子さん、インターンシップ研修開始
国際センターに、また新たな仲間が増えました。インターンシップ研修生の藤村真子さん(兵庫県三田教会)です。小さな頃からフォーゲルの活動に参加している藤村さんは、子供にも人気のある明るい性格に加えて、方向音痴というチャームポイントも備えています。藤村さんは、研修に際してこのように抱負を語っています。
「昨年、ご時節を頂き金光教学院に入学させていただきました。「卒業後は教会に戻る」という思いを変えてくれたのは、海外からの本部研修生との出会いでした。彼らのお道を求める姿を見ているうちに、自分の信心を見つめ直し、日本だけでなく海外に視野を広げて役に立てたらいいなという思いがでてきました。
今回の研修は、神様からのプレゼントだと思っています。関心のあった海外に向けてのこと、語学を神様の御用として頂けることがとてもありがたいです。まだまだ足らないことだらけの私ですが、一つひとつの御用をうれしく、楽しくさせて頂き、人のお役に立つ自分にお育ていただきたいです」
国際センターでの経験を通じて、更に成長する今後の藤村さんに請うご期待!
アメリカ人信奉者が見た被災地
国際センターで御用していた2人の北米区域信奉者が、4月15日から17日まで、東日本大震災の被災地気仙沼に赴き、ボランティア活動にあたりました。2人は、ボランティア活動のベースである金光教気仙沼教会の大祭に参拝し、被災者の住宅や、再開の準備をしているホテルの清掃などにあたりました。2人は次のように感想を述べました。
感想の全文は、国際センターフェイスブックページのノートで見ることができます。http://www.facebook.com/KIC1993
スコット・ウォン(バンクーバー教会):
「アメリカでは、2011年3月11日の震災が起きてから何週間かで、地震と津波の主な報道の流れは終わりました。その後、You Tubeの映像が次々にアップされ、地震のパワーと津波や火事の被害を映し出しました。ボランティアをしてみると、大惨事のリアリティが身にしみました。またあるボランティアが私を変えました。それは、ある家族の取り壊される予定の家から、身の回りのものを運び出すお手伝いをしたことでした。この作業は、津波被害にあった地域の人々の苦しみの大きさを痛切に感じさせました。You Tubeの映像では、押し寄せる波と猛烈な炎は映し出しましたが、人々の生活に与えた衝撃は映し出しませんでした。この家族の家には、一階には何も残っておらず、二階には泥が何層にも重なっていました。ほぼ全ての所持品が泥をかぶっていました。この家族の人生に起きた衝撃を思い返すと、悲しみで身が震えます。何千人もの人々の人生に起きた衝撃を考えると、耐え難い悲しみを感じます。宮城県の被災地がよみがえることを、打ち砕かれたいのちが癒されることをご祈念しています。」
ロバート・ジュリエッティ(シアトル教会):
「滞在中、被害を受けたたくさんの地域を訪問しました。私は、ビルの中に押し流された何台もの車や、崩壊した防波堤、陸に置き去りにされている船、建物の基礎の部分だけが残り、全ての家屋が一掃されているところなど、巨大な廃墟を見ました。これまでの人生で見たことのないものをたくさん目撃しました。ここは地震と津波の危険さえなければ、地球上でもっとも美しい地域の一つです。眺望は素晴らしく、海岸近辺は、広大なおかげそのものです。ここは、昨年から、大変重要な復旧を行ってきましたが、災害以前の状態に戻るまでには、まだまだ長い道のりが必要です。私は、いつの日か気仙沼が、生き残った人たちのたくましい社会となり、かつてないほど立派に復興することを信じています。」
ロバート・ジュリエッティーさん、KICでの研修を開始
4月23日から約1ヶ月間の予定で、本部研修生のロバート・ジュリエッティーさんがKICでの研修をおこなっています。彼は金光教の世界観、救済観などに特に強い興味を持っており、日夜熱心に質問を浴びせてきます。今回の研修に際して、彼は以下のように抱負を述べています。「日本における研修の願いは、2つあります。一つは、『神心』を養うという意味を学び、そこに生きたいということ。もう一つは、もっと日本語に堪能になりたいということ。この2つの願いは、密接に関わり合っています。日本に来て以来、ここには、アメリカ生まれの信奉者には見られない、信心の強さがあると感じています。そして私は、日本にある信心の強さを、アメリカで持てなくしている壁があるように思います。先生方は、お取次という重要な役割があります。日本では、信徒が日常的に信心を育てていきやすいよう近くにお広前があり、先生がおられます。私がシアトルに帰ってからの目標は、北米の信徒が同じように日常的に信心の稽古ができるよう、新たな方策を講じることです。私は、もし日本語を習得でき、神心を養えられたとしたら、シアトルに戻った時、湯浅先生からもっとたくさん学ぶことができると信じています。私は人生をかけて、私と同じように人々がこのお道に出会えるようお役に立ちたいです」彼は5月末から10月まで金光教学院、金光教教学研究所、金光教本部教庁で研修する予定です。
イギリス、ドイツで金光教集会を開催します!
金光教国際センターでは、下記の通り、イギリスとドイツで集会を開催いたします。集会では、祭典やお話し会を通して、信奉者の信心生活のお手伝いと、信奉者同士が助け合い祈り合うためのネットワークづくり、さらには現地での布教の推進を目指しております。
イギリス、ドイツおよび、その周辺地域に在住の信奉者や、金光教に興味をお持ちの方がおられましたら、ぜひ参加をお勧めください。また、金光教国際センターまで連絡先など情報をお知らせいただければ、直接ご案内をさし上げます。皆様のご協力をお願いいたします。
●ドイツ集会: ベルリン市内Thang Long Hotel
Treskowallee 89, 10318 Berlin, Germany
6月9日(土)
16:00~18:00 信心お話し会(日本語)
6月10日(日)
9:00~12:00 祭典・教話・懇談会(日独両語)
●イギリス集会: ロンドン市内Imperial Hotel(ラッセルスクエア駅徒歩3分)
Russell Square, London WC1B 5BB, UK
6月16日(土)
10:00~12:00 信心お話し会(日本語と英語)
13:30~16:30 祭典・教話・懇談会(日英両語)
★詳細は下記までお気軽にお問い合わせ下さい。
金光教国際センター
〒113-0033 東京都文京区本郷2-17-11
電話03-3818-3701
FAX 03-3818-3793
Eメール kic@konkokyo.or.jp
facebook http://www.facebook.com/KIC1993
Twitter @konkokyo_kic
UUAからエリック・チェリー師が来訪
クリチーバ若葉太鼓、コンクールで入賞!
3月25日に前橋市において、第14回日本太鼓ジュニアコンクールが開催されました。
ブラジル代表として参加した、クリチーバ教会長・梶原勝行師率いる「クリチーバ若葉太鼓」の演奏を下記のリンクから見ることができます。
同チームはNHK前橋放送局賞と日本太鼓連盟特別賞を受賞しました。
詳しい記事が「金光新聞5月6日号」に掲載される予定です。
Face to Faith No.72
スコット・ウォンさんKICにて御用奉仕を開始