2月8日(土)午後1時半から、韓国金光教のお広前において、青年信奉者の育成を願って「青年部会」が開催されました。約10名の参加者が集まりました。
開会にあたり、末永錦也ソウル活動センター所長が、教祖様の「天が下の者はみな、神の氏子である。天が下に他人はない」というみ教えを紹介して、「最近は、他人を信じられない人が多いと聞く。他人への不信感から誤解が生まれ、誤解は憎悪と争いを呼ぶことになってしまう。私たちは、教祖様のみ教えを実践し、取次を通して、神と人、人と人とが信頼しあい、幸せな世界を実現することをいつも祈りましょう」と挨拶しました。
そして、参加者一同で勢祈念、「真心の道を迷わず失わず」を斉唱しました。その後、塚本一眞前ソウル活動センター所長より、「金光教拝詞集の意義」「命と体へのお礼」について教話がありました。塚本氏は、教話の中で、「拝詞には、金光教の教会へ参拝したときの祈る心構えが込められています」と述べ、各拝詞に込められた内容を参加者と確認しました。また、全員で頭の先から足の先まで触りながら「命と体へのお礼」を行いました。
続いて、塚本氏から朝鮮半島における金光教の歴史が紹介されて、映画『韓日に光る道』(2005年制作)を鑑賞しました。その後、参加者は椅子を輪にして信心共励会を行ないました。他にも参加者一同でレクレーションも行い、親睦を深めました。
参加者からは、「金光教の参拝や献金を強要しない自由な教風が良い。特に、天地自然の道理を説き、『神はわが本体の親ぞ。信心は親に孝行するも同じこと』という普遍的な教えが気に入っている」「朝鮮半島での金光教の歴史を知ることができ、勉強になった。戦後50年経って、縁のある方を捜索する情熱が素晴らしい」「できれば今後、御本部で研修を受けて、もっと信仰理解を深めたい」と感想がありました。
末永ソウル活動センター所長は、「今後、韓国金光教では、毎月第2土曜日の午後2時から、お広前で「青年部会」を開催することにしています。韓国在住の方々をはじめ、日本からの参加も心よりお待ちしております」と呼びかけています。