KICメルマガ・第65号・2012/7/2

** 2012.7.2発行  第65号 ******************
世界各地のみなさま、こんにちは。
KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
KICならではの情報をお楽しみください。
*******************************
みなさま、こんにちは!KICの楠木信浩です。
最近、私はゴムぞうりに注目しています。特にこの季節は、ゴムぞう
りでペタペタ歩くのが気持ち良いと感じます。素足で履けるぞうりは、
涼しくてどこでも脱げるので、日本の風土に合っていると思います。風
土に合うものって、他にもいろいろありそうです。
それでは、KICメールマガジン65号をお楽しみください。
■INDEX
【1】お知らせ&ニュース
◇ドイツ・イギリスで集会を開催◇
◇英文ニュースレター「Face to Faith No.73」刊行◇
◇金光教本部の英語ホームページをリニューアル◇

【2】金光(きんひか)る道をたどって
「金光教ワイパフ教会」 安武真弓さん(ハワイ・ワイパフ教会在籍教師)

【3】サプライズ異文化
「お菓子は好きだけど…」 藤村真子さん(KICインターンシップ研修生)

【4】Go Go Konglish!
「清浄」

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
【1】お知らせ&ニュース
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
◇ドイツ・イギリスで集会を開催◇
6月7日~19日に、森本幸恵次長がドイツとイギリスに出張し、ドイツ
在住教師の古本清子先生の協力を得て、両国で金光教集会を開催しまし
た。また、イギリスではトロント教会在籍のステファニー・レイト先生
と合流しました。
集会の詳細はこちらをご覧下さい
↓↓↓
http://kic.jpn.org/jpn/?p=430

◇英文ニュースレター「Face to Faith No.73」刊行◇
英文ニュースレター最新号が完成しました。
KICのホームページにPDFでアップいたしましたので、どうぞご
覧ください。
またPDFのe-メール配信を始めました。ご希望の方は、どしどしお
申し込みください。
↓↓↓
http://kic.jpn.org/jpn/?p=424

◇金光教本部の英語ホームページをリニューアル◇
このたび、金光教本部の英語ホームページのデザインが新しくなりま
した。さらにおしゃれになって、コンテンツも分かりやすく、見やすく
なりました。これからも世界に向けて、金光教に関わる様々なニュース
をお届けしていきます。
新しいページはこちらから
↓↓↓
http://www.konkokyo.or.jp/eng/bri/index.html

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
【2】金光(きんひか)る道をたどって
「金光教ワイパフ教会」
安武真弓さん(ハワイ・ワイパフ教会在籍教師)
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
1938年、初代教会長である園田三太郎師とスエカ奥様ご夫妻が向井吉
蔵氏の家を借りて、ワイパフの地にて布教を開始されました。布教開始
直後はお参りも無く、ひたすらご神前に座って、ワイパフ地方の人々の
助かり立ち行きをご祈念されました。次第にお参りする方が増えました
が、1941年に日本軍が真珠湾を攻撃、三太郎師は敵国の指導者というこ
とで抑留され、教会は閉鎖されてしまいます。スエカ奥様が留守をお守
りになり、ハワイ日系人部隊の任務遂行、身の上安全をご祈念下さいま
した。戦争が終了し、1946年に三太郎師が戻られ、鳥取一郎氏宅にて布
教を再開し、沢山の難儀な方を取り次ぎ助けられました。1973年、スエ
カ奥様が75歳でご帰幽になり、さらに翌年、三太郎師が84歳でご帰幽に
なりました。その後、川初正人師が来られて御用を引き継がれました。
川初師はサンデーサービスやサンデースクールをはじめ、情熱を持っ
て、若い方のために英語布教に取り組まれました。また「スポーツを通
じて青少年の健全な心身を養う」「地域社会に開かれた教会を目指す」
「教会の活性化」という願いのもと、1978年、金光教ワイパフ教会剣道
クラブを発足、第一回教会バザーも開催しました。ソーシャルホールを
増築し、園田ホールと命名しました。
1980年、安武哲郎師、満子師夫妻が甘木教会から来られ、今日に至っ
ています。川初師は北米教区に転出されました。現教会長である哲郎師
は、家族一丸「天地の親神様への御礼の信心、御礼の御用」に取り組ん
でおられます。
現在、剣道クラブは毎週火曜日に開催し、信奉者が4名、他に未信奉者
の参加も5~6名あります。またご信者さんの発案により2004年9月にヨガ
クラスを開始しました。月2回、10名ほどの参加者で2~3名の未信奉者も
参加しています。
未信奉者も参加できる行事を定期的に開催し、地域社会へ開かれた教
会を目指して活動しています。バザーが現在お休み中ですが、「バザー
の規模を小さくして再開したい」との願いを持っています。

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
【3】サプライズ異文化
「お菓子は好きだけど…」
藤村真子さん(KICインターンシップ研修生)
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
これは、中学3年生の時に、ニュージーランドでホームステイをした
時のお話です。
ホストマザーは、毎日10時過ぎに学校までお弁当を届けてくれます。
なぜ昼食の時間ではなく10時かというと、10時30分からおやつ休憩があ
るからです。
おやつ休憩の時間になると、食堂ではたくさんのお菓子を売っていて、
先生も生徒もお菓子を食べながら談笑しています。日本では考えられな
い光景に、私はとても驚きました。日本の学校では、休み時間にお菓子
を食べている姿を先生に見つかったら、食べかけであってもそのお菓子
は即没収され、職員室で怒られます。「ニュージーランドでは、休み時
間に堂々とお菓子を食べられるのか。うらやましいな」と思いながらホ
ストマザーが持ってきてくれたお菓子を食べる私でした。
そして、お楽しみのランチタイム!「何が入っているのかな~♪」と
思い、「MAKO Lunch」と書かれた包みを開けて、思わず声を上げそうに
なりました。なんと、中に入っていたのは、ポテトチップス、カスター
ドパイ、りんご丸ごと1個、パン2切れ…「何じゃこりゃ!甘いものばっ
かり!しかもさっき、同じもの食べたやん…」と正直思いました。
家に帰って、ホストマザーに「ランチはおいしかった?」と聞かれて
も「ランチにまでお菓子は…」と正直に言えず、結局ニュージーランド
のお弁当には慣れない私でした。

-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
【4】Go Go Konglish!
「清浄」
-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=
『金光教教典』の中に2か所、「清浄」という言葉が出てきます。
ひとつは「子守りの意地(機嫌)が悪ければ、背の子も意地が悪い。神
の取次をする者は、心を清浄に、身持ちを正しくせよ。神の前立ちと子
守りとは同じことである(If the babysitter is bad-tempered, the c
hild will also be bad-tempered. Those who perform toritsugi for
Kami must keep pure hearts and have proper conduct. Caretakers f
or Kami are the same as babysitters)」です。
もうひとつは、「…麦を刈りながらでも肥をかけながらでも、清浄な
心で拝めば、それで神様はお受け取り下さる(While harvesting the b
arley or fertilizing the fields, pray with a true and pure heart
. Kami-Sama will hear.)」です。
2か所とも「心」とセットで、清浄な心(pure heart)、また真心・清
浄な心(a true and pure heart)で、という形で使われています。お取次
をする先生が、清浄な心をなくしていたら、神様の想いも、人にはうま
く伝わりません。それとは逆に、心が清浄であれば、祈る人の手に汚れ
や肥料の臭いがついていても、神様は聞いて下さいます。神様に向かう
ときには、心の中こそ「清浄」にしなければならないというみ教えでし
た。

御理解Ⅱ 高橋富枝の伝え13、津川治雄の伝え10より

*******************************
■編集後記
今回のメールマガジンはいかがでしたか?ランチのお話が紹介されて
いましたが、私はこの暑い季節に冷や汁を作って、冷やした麦飯にかけ
てサラサラといただきます。冷や汁というネーミングが、そのまんまで
いいですね。
みなさまは、どのように暑い夏を過ごされるのでしょうか。どうぞ身
体の冷やしすぎにはお気を付けください。
それでは、次号の配信をお楽しみに!
次回担当は、森本次長です。

■次回配信予定:2012年9月1日
————————————————————–
このメールマガジンは、電子メールアドレスをご登録いただいた皆さま
にお届けしています。ぜひ、お友達にもご紹介ください。
————————————————————–
このメールマガジンについてのご意見・ご感想はこちらまで。
kic@konkokyo.or.jp
————————————————————–
本メールを配信停止・配信先変更をご希望の方はこちらまで。
kic@konkokyo.or.jp
————————————————————–
発行:金光教国際センター
Copyrights(c),2012 Konkokyo International Center
All rights reserved.
http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/
twitter @konkokyo_kic
KICメールマガジンの記事を許可なく転載することを禁じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>