韓国金光教信徒 李甲魯(イ・カムノ)さん、本部研修生として来日

イ・カムノさん(左)

9月3日から約1ヶ月半の予定で、韓国金光教信徒の李甲魯(イ・カムノ)さんが本部研修を行っています。8年前に知人の紹介で金光教に入信した彼は、今まで現地教師と歴代派遣者と共に、韓国金光教創立10周年記念大祭を始め、教会施設移転、共同墓地での慰霊祭、布教材作成、老人福祉施設へ奉仕活動など様々な御用をされてきました。

 

このたびの本部研修では、日々の教主金光様のお姿に触れ、金光教学院(教師養成機関)での体験入学、金光教今治教会での実習、御本部生神金光大神大祭での御用奉仕、教会巡拝などを通して、金光教をより深く理解し、信心を深めることを願っています。

来日後、9月10日から16日までの学院体験入学では、学院生と起居一切を共にし、言葉の壁を乗り越えて信行に励みました。

16日から25日までの今治教会実習では、朝晩の御祈念、教会周辺と公園の洒掃、信心研修会への出席、祭典の準備と奉仕、感話発表など、日本の教会現場での取り組みに触れて頂きました。

29日には、毎年恒例のチャリティーコンサートに出場し、韓国伝統服(韓服)を着て、プチ日韓文化交流を行いました。

イさんは研修の感想を次のように語りました。
「御本部や今治教会で感じたこと。それは、365日一日の休みもなく早朝から私たちのことを祈ってくださり、いつでも氏子が来るのを待ってくださり、お結界で御取次くださる教主金光様、教会長先生のお姿です。私はいろんな宗教を見て回りましたが、こんなにも一人一人の氏子に寄り添い、祈りを捧げ、難儀を抱えてくださる宗教は他にありません。今の韓国社会には天地の道理を説く金光教のみ教えが必要です。これから金光教は韓国の地で益々発展する宗教だと思います。このたびの本部研修で培ったことを土台として、今後の韓国布教に精進したいと願っています」
イ・カムノさんは、10月18日まで日本に滞在し研修を続けます。

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