岩﨑遊さん、インターンシップ研修開始

5月12日より、静岡教会在籍の岩﨑遊さんのKICインターンシップ研修が開始いたしました。研修に先立ち、岩﨑さんは以下のように抱負を述べました。20160512_岩﨑遊

「私は昨年5月、お道の教師を志し金光教学院に入学し、約一年間の修行を終えてこの春卒業しました。学院では、修行として食事や洒掃、勉強、そしてご祈念を、それまで全く関わりのなかった「他者」と共にするという、共同生活を送りました。
異なる環境で生まれ育った老若男女が集まるわけですから、同じ道を求める者同士とはいえど、その姿勢はそれぞれに違いがありました。そのなかで、他者の価値観に触れることで、「そういう考え方もあるのか」と視野が広がりました。新しい考えを知ること、それは、取りも直さず、自らの在り方や信心を問い直すということでもありました。時には意見の違いから、他の学院生とぶつかり合うこともありました。しかし、自分の価値観、物差しを相手に押しつけるのではなく、理解しようとする姿勢を持つことで、最後にはわかり合うことができました。
このことは、神様という「他者」を求める場合にも同じことが言えるでしょう。「他者」に触れ、「他者」を知り、そして自分を知ること、その努力を続けることによって神と人、人と人とが、あいよかけよで立ち行く世界を現すことができると思います。
このたび、国際センターインターンシップ研修生として、「他者」とふれあえる学びの場を与えられたことは、とてもありがたいことです。国際センターの掲げる「インターフェイス」と「インテリジェンス」を学び、「他者」との関係のなかで、現代の難儀に向き合う信心の力を養っていきたいと考えています。この研修に込められた神様の願いと、神様のお役に立つ人にお育ていただきたいという私の願いを常に忘れずに、半年間の研修に取り組みたいと思います。」

 

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