南米出張の報告

このたび、金光教本部教庁布教二部から近藤金雄部長、利光康二次長、金光新聞編集室から冨田顕夫室員、当センターから楠木信浩所員が、5月16日から31日まで南米に出張しました。現地教師および信奉者と懇談を行い、アスンシオンでは金光教公開講演会やブラジルで開催された南米信奉者大会に出席しました。

5月19日(日)午前10時からアスンシオン公開講演会が、高知県人会館で行われました。

まず楠木信浩国際センター所員が、教主金光様の日々の御用姿勢や本部の祭典の様子など、映像を使って金光教を紹介しました。
集まった参加者の多くは、大祭の様子や教祖の時代から150年以上休みなく続く取次の光景を、初めて目にしました。本部や教会をこれまで見たことのない信奉者からは、「日本でどのように金光教の信仰が行われているかが分かって良かった」という声がありました。

その後、布教二部・近藤金雄部長が「神様のおかげの世界」という講題で次のような講演を行いました。
「現代に生きる人々は、人や物やお金のことばかりに心を奪われて難儀をしており、本当に大切な天地の恵みや神様のはたらきを知らない。そんな世界で『神人の道』を実現させていくためには、まず私たちの命を支える天地の親神様がおられることに気づく必要がある。そして、その働きに対するお礼を土台にした信心、神様の思し召しを受け取ろうとする信心を繰り返し稽古することで、自分では思いもよらない助かりの世界が開けていく。天地金乃神様、教祖様のおかげを受けて助かって欲しいという願いは、パラグアイの地の人々にもかけられている。皆様には『神人あいよかけよの生活運動』に取り組んで頂き、それぞれのところで神様との関係を深く確かなものにしておかげを受けてもらいたい」。

その後、同会場にて昼食をいただきました。参加者は、約70名でした。
公開講演会を終えて現地在住教師・前原弘道師は、「パラグアイの信奉者、未信奉者に金光様のご神勤や盛大な祭典の様子を映像で見てもらうことができて本当に嬉しかった。また近藤先生のお話も金光教の信心の魅力が伝わる良い話だった」と感想を述べました。
アスンシオン活動センターの岩井良一所長は「公開講演会を開いたことで、未信奉者が、金光教の何に興味を持つのか知ることができた。これからのパラグアイ布教の参考にしたい。また、近藤師の話を題材にパラグアイの信奉者たちと共励会を開き金光教の信心の理解を深めていく予定だ」と語りました。

5月25日、26日と二日に渡り南米信奉者大会が、ブラジル・ビリグイ教会にて行われました。ブラジルの各教会から、バスを貸し切っての団体参拝があるなど、大勢の人が集まりました。

1日目は、ブタンタン教会在籍教師・カルロス・マルチンス師が、「神人あいよかけよの生活運動-金光教とは」と題して、記念講演を行いました。スクリーンに写真や説明文を映し出しながら、「金光教はどういう宗教なのか」「教祖様とはどういうお方であったのか」「金光教の願いは何か」について、プレゼンテーションを行いました。カルロス師の軽快な話は、会場にいた人々の関心を引きつけて、時に笑いを誘いました。

その後、ポルトガル語字幕の映画『おかげは和賀心にあり』の上映を行いました。
カルロス師の金光教紹介を聞き、映画『おかげは和賀心にあり』を見た青年信奉者は、「私の中に点在していた金光教の情報が、一つの線で繋がり感激している」と感想を述べました。

参加者は映画の感動が冷めやらぬまま、会堂横のフェスタ会場にて昼食を楽しみました。ビリグイ教会の信奉者によって準備された、シュラスコ(ブラジルの焼き肉料理)や美味しいお料理の数々を前に、参加者は親睦を深め合いました。

この日の夜は、教祖130年祝賀大会として金光まつりが開催されました。
ビリグイ教会の前の道を車両通行止めにしてビリグイ教会で信奉者が作ったお弁当やシュラスコを食べながら、青年たちによる太鼓演奏やよさこいソーランダンスを楽しみました。集まった人たちは盆踊りやフォークダンスを踊りしました。
若者からお年寄りまで、約300人が集まり、夜遅くまで金光まつりを楽しみました。

二日目は、ビリグイ教会長・末永建夫師が祭主で教祖130年記念天地金乃神大祭が仕えられました。

その後、布教二部・利光康二次長、ビリグイ教会の信徒二名が感話発表を行いました。
最後に昼食を食べて、参拝者は帰路に着きました。20年ぶりに参拝したという男性は「金光教の信奉者に触れて、私の心が神様を求めていることに気づかされた。今回のような大会をもっと多く開いてもらいたい」と感動を語っていました。
今大会の参加者は、約200名でした。

南米信奉者大会実行委員長の末永建夫師は、「ブラジルの平和と繁栄を第一にと願っていた私が、今回の大会を通して教主金光様の祈り『総氏子身の上安全世界真の平和』を私の祈りとして願えるおかげをいただいた。大会の準備は大変だったが、全日程をつつがなく終えることができて本当にありがたい。今回の大会が大盛況に幕を閉じたという神様のご比礼を受けて、これからも南米信奉者一同が教祖様を信心の手本におかげを頂いていくことを強く願っている」と語りました。

今回のブラジル滞在中、日本からの出張者は、6つの教会と1つの布教所を訪問して、各教会の歴史や取り組みを聞き、各教会教師や信徒と懇談を行いました。本部から南米への部長出向は、24年ぶりということもあり、部長ほか日本からの出張者は、南米の信奉者から手厚い歓迎を受けて、親睦を深めました。今回の南米出張が、金光教の南米布教の展開に大きな一歩を印したことは、言うまでもありません。

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