4月23日から約1ヶ月間の予定で、本部研修生のロバート・ジュリエッティーさんがKICでの研修をおこなっています。彼は金光教の世界観、救済観などに特に強い興味を持っており、日夜熱心に質問を浴びせてきます。今回の研修に際して、彼は以下のように抱負を述べています。「日本における研修の願いは、2つあります。一つは、『神心』を養うという意味を学び、そこに生きたいということ。もう一つは、もっと日本語に堪能になりたいということ。この2つの願いは、密接に関わり合っています。日本に来て以来、ここには、アメリカ生まれの信奉者には見られない、信心の強さがあると感じています。そして私は、日本にある信心の強さを、アメリカで持てなくしている壁があるように思います。先生方は、お取次という重要な役割があります。日本では、信徒が日常的に信心を育てていきやすいよう近くにお広前があり、先生がおられます。私がシアトルに帰ってからの目標は、北米の信徒が同じように日常的に信心の稽古ができるよう、新たな方策を講じることです。私は、もし日本語を習得でき、神心を養えられたとしたら、シアトルに戻った時、湯浅先生からもっとたくさん学ぶことができると信じています。私は人生をかけて、私と同じように人々がこのお道に出会えるようお役に立ちたいです」彼は5月末から10月まで金光教学院、金光教教学研究所、金光教本部教庁で研修する予定です。