KICメルマガ・第63号・2012/3/5

** 2012.3.5 発行  第63号 ******************
世界各地のみなさま、こんにちは。KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。KICならではの情報をお楽しみください。
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ぼんじゅ~る!KICの森本幸恵です。今月からアメリカのスコット・ウォンさんがKICの御用奉仕に来ています。スコットさんは英語のネイティブスピーカーなので、KICの御用を進める上で大きな力となってくれるでしょう。さらに!彼との会話はすべて英語なので、無料の英会話レッスンを受けているようなものです。この機会に英語力を伸ばしたいと決意しているKICスタッフなのでした。

それではKICメールマガジン第63号をお楽しみ下さい。■INDEX
【1】お知らせ&ニュース

◇スコット・ウォンさん、KICにて御用奉仕を開始◇
◇東日本大震災慰霊復興霊地祈願祭がUSTREAMで配信◇
◇ブラジルから若葉太鼓チームが来日、コンクールに出場します!! ◇      ◇Facebook、twitterのフォロワー募集! ◇

【2】金光(きんひか)る道をたどって
「金光教サンパウロ教会」岩井良一さん(ブラジル・サンパウロ教会在籍教師)

【3】サプライズ異文化
「私の第一印象」天利有里さん(パラグアイ在住)

【4】Go Go Konglish!
「ええかん」

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【1】お知らせ&ニュース
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◇スコット・ウォンさんKICにて御用奉仕を開始◇

スコットさんの抱負はコチラ
http://k-i-c.sakura.ne.jp/blog/index.php?ID=50

◇3月11日、東日本大震災慰霊復興霊地祈願祭がUSTREAMで配信されます ◇
詳しくはこちらをご覧下さい↓
http://k-i-c.sakura.ne.jp/blog/index.php?ID=48

◇ブラジルからわかば太鼓チームが来日、コンクールに出場します!!◇
全ブラジル太鼓選手権優勝チームが来日です!優勝時の映像はコチラ↓
http://k-i-c.sakura.ne.jp/blog/index.php?ID=49

◇Facebook、twitterのフォロワー募集!◇
FacebookのKICページで、ニュースやお知らせを流しています。ぜひ見にきて下さい。Facebook内金光教国際センターページ↓
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また、twitterで英語のみ教えをつぶやいています。フォローお待ちしています。
twitter @konkokyo_kic
http://twitter.com/konkokyo_kic

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【2】金光(きんひか)る道をたどって「金光教サンパウロ教会」岩井良一さん(ブラジル・サンパウロ教会在籍教師)
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サンパウロに布教して16年、教会長である母と私共夫婦の三人で力を合わせ、これまで御用を頂いてきました。毎週木曜日のセミナーは、今年で13年目を迎えます。教典をもとにして教祖様について学んだり、合楽教会初代教会長について繰り返し勉強しています。また、毎月の目標を決めて、一週間取り組んだ内容を赤裸々に話し、皆で研鑽し、毎月の目標を生活の現場で実践できるように試みています。月例祭は、すべてポルトガル語でおこない、祭典後、希望者に最近自分が取り組んでいる内容について発表してもらっています。また、第三日曜日を全体集会日とし、この日に併せて大祭、霊祭、祈願祭などを奉仕しており、皆喜んで参拝され、御教えにより助かる人達も増えてきました。神様のお知らせに「願う氏子におかげを授け、理解申して聞かせ」とあります。常におかげを授ける、理解して聞かせるという両輪が回り続け、教会の中に満ち溢れていなければ、取次ぎの御用は成り立たないと思います。これまで私達は、御教えによる助かりを徹底してきました。それはこれからも変わる事はありませんが、改めて自身の取次の内容を見直した時、はじめて難儀を抱えて参拝して来た人達に対しても、理解申して聞かせることに力が入っていたことに気付かせて頂きました。そして願う氏子におかげを授けるという、その門戸が塞がれていたように感じるようになりました。参拝者の願いを取次がせて頂く私は、自分の常識や知識で判断せずに、参拝者の願いを素直に取り次がせて頂く。そこから生き生きとしたおかげが頂けて、はじめて次の「理解申して聞かせ」ということになり、お取次という両輪が回っていく事になるのだと感じています。

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【3】サプライズ異文化「私の第一印象」      天利有里(パラグアイ在住)
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私は、小さな頃から日本へ旅行することをいつも夢見て、その旅行はどんなだろうと想像していました。今、鹿児島から北海道までを訪ね、私の夢はついにかないました。その間、成田空港に降り立った瞬間から、驚くことの連続でした。私の注意を引いたものの一つは、エスカレーターにおける秩序の正しさでした。すべての人は、右側をほかの人たちが通過できるように、左側に立っています。このような秩序の正しさは、これまで私が訪れた国々では見たことのないものでした。それは、通りのきれいさとゴミの分別にも見ることができました。ゴミを捨てるときには、水のビン1本さえも分別して捨てなければなりません。私の住んでいるパラグアイには、電車も新幹線もないので、仕事の行き帰りにこんなに混雑した電車に乗ることに驚きました。その時間には、お互いに押し合わなくては、電車に乗ることもできないほどです。また、札幌雪祭りに行きましたが、そこには日本で有名なキャラクターを象った巨大な雪像が置いてあり、とても驚きました。パラグアイは気温40度になる国ですから、たくさんの量の雪を見たのは、とても印象的でした。テクノロジーやエンターテイメント、そして秩序正しさのほかに、私がもっとも印象深く思ったことは、人々の間に親切と尊敬の念があり、お互いに助け合い、常に他の人に思いやりをもっているということでした。私は、今回の旅行でたくさんのことを学ぶことができました。そして、世界のすべての国々が、日本の生活習慣を学び、もっと繁栄して、平和に生きることができることを願っています。

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【4】Go Go Konglish!「ええかん」
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『金光教教典』に出てくる「ええかん」とは、方言で現在の「いいかげん」に相当する言葉と『金光教教典用語辞典』に記載されている。「いいかげん」とは、中途半端なこと、無思慮なことという意味で使われることが多い。その一方、「好い加減(いいかげん)」と書けば、よい程あい、適当、ほどほどという意味が思い浮かぶ。
教祖が書き残した「お知らせ事覚帳」のなかに次のような神からのお知らせがある。「一つ、金光とは金光ると書き。明い方はだれでも見ようが。おいおいには明い方へ人が来る。天地、あめつちを忘れな。ええかんのこと言うていけず、どうならん。のうてならん。水につかりてならず、土に埋もりてどうなるまいが。人間に大酒大食悪し。諸事万事ええかんがよし。」(覚帳・21-30)このお知らせの中に、二カ所の「ええかん」が使われている。前者は「ええかんのこと言うていけず」、後者は「諸事万事ええかんがよし」となっているので、一見、矛盾を含んだお知らせのように感じる。ここで英訳教典に記された「ええかん」の訳を見てみると、前者は “Don’t say careless things.”、後者は “Everything is good in the proper amount”となっている。前者はいい加減なことを言うな、後者はあらゆることは適した量の状態がよいと直訳できる。
この神のお知らせから、焦って「いいかげん」になるのではなくて、焦らず「好い加減」になるのを待てという意図が読み取れるのではないだろうか。

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■編集後記
最後まで読んで下さりありがとうございます。昨年の3月11日に起きた東日本大震災からもうすぐ1年が経とうとしています。震災から1年目の日を間近に控え、あらためて亡くなられた方の助かりと復興を願っています。
次回担当は、楠木所員です。
■次回配信予定:2012年5月1日

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